東京国立博物館(トーハク)で開催中の「国宝展」、人気すぎてチケットが取れないという声が聞かれますが、予約なしでも楽しめるイベントがトーハクの表慶館で開催中です。その名も「150年後の国宝展」。
「国宝展」のチケット無いけど楽しめるの?
もちろん!入り口で総合文化展の入場料を支払えば、予約無しでも誰でも楽しめるよ!
優美な明治時代の建築「表慶館」
⇩ まるで宮殿のような、東京国立博物館(トーハク)の「表慶館」。
この建物なんだろうって、前から気になってたんだよね。
過去の「ブルガリ展」の時はここが会場で、とても素敵な建物だったよ。
内部は写真撮れるのかな?
その時はNGだったけど、「150年後の国宝展」開催中は、写真撮影もOKなんだって!
今のうちにカメラ持って行かなきゃ!
⇩ トーハクの表慶館のページには、建物について以下のように説明されています。
明治33年(1900)、皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して計画され、明治42年(1909)に開館した、日本ではじめての本格的な美術館です。設計は、J.コンドルの弟子で、東宮御所(現在の迎賓館)なども手がけた宮廷建築家の片山東熊。中央と左右に美しいドーム屋根をいただき、上層部の外壁面には製図用具、工具、楽器などをモチーフにしたレリーフがあります。明治末期の洋風建築を代表する建物として昭和53年(1978)、重要文化財に指定されました。
東京国立博物館の表慶館の説明文より
迎賓館を同じ設計者って、なんだかワクワクする!
⇩ 表慶館は、正門を入って左側にある、優美な洋館です。
⇩ 表慶館の入り口には、ライオンが鎮座しています。
⇩ 入り口すぐのホールの天井はドームになっています。
⇩ 150年後の国宝展の垂れ幕が下がっています。
⇩ 床のモザイクがステキです。
⇩ ゴジラがクラシカルな部屋に展示されています。
⇩ 個人的に気に入ったのが、湖池屋のジオラマの展示。
⇩ 2階へと向かう両翼式の階段。
⇩ 天窓から光が射す2階の展示室には、恐竜と初音ミクが共演。
⇩ 出入口の上のレリーフ。
⇩ ここからはドームが良く見えます。
⇩ 2階から床のモザイクを眺めてみます。
本館にも行ってみましょう!
本館 特別企画「未来の博物館」
⇩ 東京国立博物館の本館です。
⇩ おなじみの大階段。
⇩ 現在東京国立博物館の本館では、特別企画「未来の博物館」が開催されています。
遠く離れた法隆寺・夢殿の空間や、国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」に描かれた400年前の京の都の賑わいを、大画面に映し出された映像を通して、その場にいるように味わう。そんな、時空をこえて文化財と出会う鑑賞体験を、最新の8K映像技術や3DCG技術を用いた「8K文化財」でかなえます。
東京国立博物館の特別企画「未来の博物館」のサイトより
⇩ 会場の入り口は、「未来の博物館」感が満載でワクワクします。
ここから先は写真撮影NGだったけど、国宝展で見た「洛中洛外図屛風」が拡大されて詳細に解説があって、とにかくスゴイ!の一言だった。
国宝カードがもらえる!アトレ上野限定の国宝展コラボメニュー
⇩ アトレ上野の麻布茶房で国宝展コラボメニューの「鶏てり焼重御膳」を注文すると、国宝カードが2枚もらえました。
⇩ 国宝カード。
⇩ 裏側の紙をめくるようになっています。
⇩ めくってみました。2枚とも書のカードでした。
⇩ 国宝展に行ってきた過去記事はこちらです ⇩