仙洞御所とは
「仙洞御所」とは上皇の御所をいい、京都の仙洞御所は17世紀の初め、後水尾天皇が上皇となられた際に造営されました。
上皇は長らく空位だったため、最近まで仙洞御所といえば京都にあるこの御所のことを指していました。
令和に入り仙洞御所とは、現在の上皇のお住まいである東京の旧東宮御所を指すため、従来の仙洞御所は「京都仙洞御所」と改称されました。
そして京都の仙洞御所も、宮内庁に申請すれば無料で参観可能です!
仙洞御所と同じ敷地内にある大宮御所(皇太后の御所)の外観も見学コースに含まれていて、宮内庁の京都仙洞御所のページより、インターネットでも参観申込することができます。
少人数の定員内でのガイドツアーなので、混雑とは無縁です。
まるで上皇にお招きされたような気分ですよ!
⇩ 仙洞御所を囲む塀には、最上級の格式である五本線が入っています。
京都仙洞御所へのアクセス
⇩ 京都仙洞御所は京都御苑の中にあり、京都御所のすぐそばです。
京都仙洞御所への交通手段
・地下鉄烏丸線 丸太町駅下車 1番出口より 徒歩15分
・市バス 府立病院前下車 徒歩10分
・京阪電鉄 神宮丸太町駅下車 徒歩約20分
京都仙洞御所参観当日の写真
⇩ 参観当日は、指定された集合時間までに受付を済ませましょう!
運転免許証などの身分証明書が必要なので忘れないでね!
⇩ 正門を入ってすぐ、皇太后のお住まい大宮御所の御車寄が目に入ります。
⇩ 菊の御紋が見えます。
⇩ 大宮御所の御常御殿。
この建物は、過去にエリザベス女王やダイアナ妃も泊まられたんだって。
ここ大宮御所は以前、エリザベス女王やダイアナ妃が京都に滞在された際の宿泊所となりました。
御殿はガラス窓、そしてレースのカーテンが掛かっています。
内部にはベッドやシャンデリアがあり、洋風に改装されているそうです。
しかし今では国家元首は京都迎賓館を使用されるので、皇族方が入洛された際の宿泊所として使用されています。
⇩ 今でも現役で活用されている御常御殿。
⇩ お庭には松竹梅が揃っています。
⇩ 北池が見えてきました。
⇩ 春の季節は、紅葉の新緑がきれいです。
⇩ 途中でこのような場所を歩くので、歩きやすい靴で参加しましょう。
⇩ 土橋を渡ります。紅葉が見事です。
⇩ 南池が見えてきました。
⇩ 南池には藤棚がキレイな八つ橋がかかっています。
⇩ 入場が制限されているお陰か、苔が踏み荒らされてなくキレイに育っています。
⇩ 満開の藤にあふれている藤棚。右に赤くみえるミヤマキリシマも満開。
⇩ 南池中島の真っ赤なミヤマキリシマの隣には、水戸家からの献上品雪見型灯篭があります。
⇩ 八つ橋の左方向には御滝が見えます。
⇩ 八つ橋のかかる池の手前には、大きさの揃った丸い石が敷き詰められた州浜が広がります。
⇩ 石の数は11万個。石1個と米一升を交換して集めたそうです。
⇩ 満開の藤棚を含む南池の動画です。
⇩ 藤棚が見事な八つ橋を渡ります!
⇩ 橋の右側には州浜が伸びる風景。
⇩ 橋を渡り切りました。
⇩ 後ろを振り返ると、見事な藤。
⇩ 州浜の対岸を歩きます。
⇩ 南池をぐるりと回って、醒花亭へ向かいます。
⇩ 醒花亭
⇩ 醒花亭には、意匠を凝らした棚がありました。
⇩ 建物の中には、何か文字が書かれています。
⇩ 「醒花亭」の名のもととなる額が飾られています。
⇩ 氷室。空気がひんやりとしています。
⇩ 又新亭の御腰掛。
⇩ 大宮御所の御常御殿まで戻り、約1時間のガイドツアーは終了です。
⇩ 京都仙洞御所の正門の横には、八重桜が満開でした。
⇩ 華やかな満開の八重桜。
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