庵野秀明展に行ってきました。
私はアニメや特撮ファンという訳ではありませんが、展覧会は予想外にも美術ファンとしてとても楽しめました。
気が付いたら3時間も長居していたほどです。
「エヴァは興味ないし・・・」と思ってるアナタ!食わず嫌いはもったいないです。
入場日時を予約して、展示を見て、ミュージアムショップも覗けば、とても充実した休日になるでしょう!
⇩ 時間があれば、るるぶ エヴァンゲリオンを片手に、シン・エヴァンゲリオンの聖地 宇部新川駅までぜひ足を運んでください。
庵野秀明展 入場日時の予約について
庵野秀明展は招待券や会員・高校生など、もともと入場料がかからない場合方々でも、入館日時を予約し発券する必要があるので注意しましょう!
予約はセブンイレブンのコピー機のモニターから操作するのをおすすめします!
セブンイレブンでの予約・発券方法
- コピー機のモニターの「チケットぴあ」から、希望日時を予約する。
- そのまま続けて発券し、レシートを受け取る。
- レジへ行き、チケット状の予約済券を受け取る。
山口県立美術館へ
ここからは展示品の写真を載せていきますので、ネタバレしたくない方はスキップしてくださいね。
⇩ 庵野秀明展は9月4日まで、山口県立美術館で開催中です!
⇩ 仮面ライダー姿の若かりし頃の庵野さんがお出迎えしてくれます。
⇩ 庵野秀明展は、一部を除き写真撮影が可能です!
1階展示室 アマチュア時代の庵野秀明
⇩ 最初のコピーがカッコ良いです。
⇩ 会場を入ってすぐは、「庵野秀明をつくったもの」として、影響を与えたウルトラマンや仮面ライダー、宇宙戦艦ヤマトなどの展示が、壁一面のモニターに映し出された大きな空間に展示されています。
⇩ 広い展示室を抜けると、庵野秀明が中高校生の頃に描いた油絵の展示があります。
⇩ こちらは中学生の頃の油絵。なんだかエヴァのワンシーンのようです。
⇩ 少年時代の庵野秀明をとりまく、高度成長期の山口県宇部市の写真。
⇩ ノートに描かれたマンガ。描画はもちろんセリフもすでに本格的。
⇩ 庵野秀明行きつけの喫茶店「LIVE」の関連品。
LIVEは過去にそうとは知らずに行ってみたことがありますが、よく見ておけば良かった(泣)
⇩ 学生時代制作の動画で使用された小道具。電話ボックスは貯金箱ですね。
⇩ この頃の絵コンテは、すでに爆発の様子が細かく描写されています。
⇩ アニメーションの1枚。本当に細かいところまで書き込まれています。
⇩ 細かく書き込まれた原画が何枚も!これらをつなげたアニメーション動画も展示されていましたが、爆発の様は見事でした。
⇩ 2階にあがるスロープには、庵野秀明が育った1960~70年代の宇部の風景写真がならんでいます。
⇩ シン・エヴァンゲリオンのラストシーンとなった、現:宇部新川駅です。
⇩ 漫画家の奥さまが描いた庵野秀明。
⇩ こちらは庵野秀明の奥さまの作品「監督不行届」。プライベートでの庵野秀明の様子が愛情あふれる描写で描かれていて、とても微笑ましいです。
⇩ 庵野秀明自らが描いた自画像です。かわいい。
2階展示室 プロとしてのキャリア
2階の展示室は、庵野秀明のプロとしてのキャリアの展示です。
⇩ ナウシカの巨神兵のワンカット。
「今月の標語」が良い味出してます。
⇩ 巨神兵が崩れていく様子。何枚も並んでいるのでありがたみが薄れていますが、1枚1枚をじっくり見ると、ぜんぶそれぞれスゴイですよ。
⇩ カットの最後の1枚。下に「ごめーわくをおかけいたしました」と書かれていますが・・・
⇩ こちらは宮崎駿の落書き。庵野秀明に対するボヤキをユーモラスに描いています。
⇩ わざわざイラスト入りで描いていて、仲の良さというか、庵野秀明に対する愛情を感じますね。
⇩ そしてエヴァンゲリオンの展示へ。
⇩ 「極秘」のスタンプが押されたエヴァの企画書。
⇩ 初号機の初期の色設定。これはこれでカッコ良い。
⇩ 「決定稿」のスタンプが押されたエヴァ初号機。
⇩ 「素描」は美術品として見入ってしまう。
⇩ 文末の「ます」が「〼」で書かれています。庵野秀明がノリノリで描いているのが目に浮かぶようです。
⇩ これはもう、美術品ですよ。
写真に撮った「素描」は、PCの大きな画面で、いつまでもずっと見続けていられます。
⇩ 展示室いっぱいに、シン・エヴァンゲリオンの第3村のジオラマ。
⇩ 目線を合わせると、まるでその世界に迷い込んだよう。
⇩ 屋根の崩れた感じとか、よく作ってあります。
⇩ 中央に人がたくさんいます。
⇩ 青空のおかげで、ズームすると実在する風景を見ているようです。
⇩ 映画製作の際には、このミニチュアの街を何枚も写真撮影して作業されたようですね。
⇩ それから山口展だけかもしれませんが、山口県内がモデルとなった画面集があります。
⇩ その中のひとつはもちろん、宇部新川駅。
残りの画面は、ぜひ庵野秀明展の会場で見てくださいね!
⇩ 展示の最後には、ウルトラマン、ゴジラ、仮面ライダーが見送りしてくれました。
⇩ 展示室を出たところには、庵野秀明の色紙がありました。ここでも「御来館ありがとうござい〼(ます)」。
自分たちあての「〼」が見られて、ちょっとうれしい!
ミュージアムショップ
⇩ ミュージアムショップには、庵野秀明展限定のミュージアムグッズがたくさんあります!
⇩ どれも欲しくなります!
⇩ このアクリルスタンドは良いな。
⇩ 庵野秀明展のロゴのクラフトテープ。
⇩ ボールペンを傾けると、怪獣の口からビームがにゅーっと出てくるフローティングペン。
⇩ 展示会のロゴグッズは、他にもいろいろ販売されています。
⇩ そしてこちらは、山口県立美術館だけの限定品、庵野秀明の故郷である宇部市の銘菓の詰め合わせ。
⇩ 山口県の銘菓「月でひろった卵」の展示会オリジナルパッケージ版。
⇩ 缶バッジ
⇩ ステッカー
⇩ クリアファイル
⇩ もちろんフィギュアもあります。
⇩ これは!!!インターフェイスヘッドセットまであります。
⇩ ウルトラマンのグッズ
⇩ そして庵野秀明の奥様の作品「監督不行届」のコミックとふせん。
⇩ 監督不行届グッズ、けっこうかわいい。
⇩ ロビーサインはスッキリしててカッコ良いです。
⇩ 「獺祭」の旭酒造の社長より、エヴァカラーの胡蝶蘭が届いていました。
⇩ この看板、エヴァのフォントだったら完璧だったのに。
8月・9月の金曜日・土曜日は、20時まで開館しています。お昼より空いているのでおすすめです。