博多座へ、市川猿之助さん主演の二月花形歌舞伎『新・三国志 関羽篇』を見に行きました!
歌舞伎や三国志をまったく知らなくても楽しめる
花形歌舞伎『新・三国志 関羽篇』は、舞台装置や音響の現代演劇と、伝統的な歌舞伎を足して2で割ったような、良いとこ取りの花形歌舞伎。
幕が上がる前に、映画のような三国志の解説動画が流れるので、三国志をまったく知らなくても大丈夫。
また役者さんは歌舞伎そのもののメイクですが、セリフはテレビの時代劇の程度の言葉です。
私も歌舞伎はイヤホンガイド必須だけど、これは無しでも全然大丈夫でした!
花形歌舞伎『新・三国志 関羽篇』の見どころ・感想
- 物語は安定の三国志をベースに、驚きのファンタジー要素が盛り込まれ、新しい英雄たちの魅力に引き込まれる。
- セリフはマイク無しで、役者さんの生声を堪能できる。
- 本物の火や水を使った演出に度肝を抜かれる。
- お笑い要素あり、アクション・アクロバットがあり、大迫力。
- 衣装が豪華。
- 舞台と花道で作られるL字の内側の席では、立体的で物語の中に入り込んだような感覚が楽しめる。
- 一番の見どころは、猿之助さんの宙乗り。大量の花吹雪と照明に照らされ、まるで神様のようでした。
とにかく圧倒的で大迫力ですごく良かった!感動と興奮に、夢中で拍手して手を振りまくりでした。
⇩ 終演後のロビーにまで花吹雪が落ちていました。
おすすめの座席
まず博多座はH列から傾斜がつくので、H列からK列までが全体を見渡せ、役者さんの表情もよく見えます。
また役者さんは花道から中央に向くので、1から17列は役者さんの後ろを見るようになり、おすすめできません。
それから本物の水を使う演出の時、E列くらいまではしっかり水がかかるのでビニールが配布され、ビニール越しの観劇になります。
このことから、マーカーで印をつけた1階中央ブロックのH27からK38くらいまでがベストだと思います。
私はI列でしたが、それでもわずかに濡れましたので、特に着物の人は要注意です。
観劇当時の様子
⇩ 博多座の入り口正面です。
⇩ のぼりが気分を盛り上げてくれます。
⇩ いよいよ入場です!
⇩ 豪華なロビー。
⇩ 2階ではお弁当の購入に長蛇の列が。人気のお弁当は売り切れるのでお早めに。
⇩ お怪我の程度が心配です。お大事に。
⇩ 花形歌舞伎『新・三国志 関羽篇』の公式動画です。見に行きたくなるでしょう?