ミュージアムカフェの魅力
美術館や博物館の中にあるミュージアムカフェは、普通のカフェとは一線を画し、以下の特徴があります。
- 本物の芸術に裏打ちされたハイセンスな店内
- 展示物とコラボした芸術的な料理やスイーツ
- ミュージアムに訪れる人だけが利用できる、ゆったりとした雰囲気
- 高級ホテルや有名レストランの味とサービスを気軽に味わえる
ミュージアムカフェはアート作品の余韻と共に、その美しい空間全体で食の芸術を体感できる、とても贅沢な場所なのです。
この記事では、アートファンだけが知っている東京のミュージアムカフェのうち、5つの名店を厳選し、まとめました。
![アーティゾン美術館カフェのサーモンのガレット](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/01/P1040854.jpg)
![](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2021/02/a3d921d9b18f0e91c10ad1d7622dfcdc.png)
カフェ好きの方、ミュージアムカフェをまだ知らない人に、ぜひ見てほしいです!
東京都庭園美術館 Café TEIEN(カフェ テイエン)
⇩ アールデコの美術館として有名な東京都庭園美術館は、明治天皇の第8皇女である允子(のぶこ)内親王のかつてのお住まい、旧朝香宮邸の建物です。
![旧朝香宮邸 東京都庭園美術館](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/07/021.jpg)
東京都庭園美術館のミュージアムカフェであるCafé TEIEN(カフェ テイエン)は、新設された新館の1Fに位置します。
⇩ お庭に面した一面のガラス窓と、大理石の壁と床、それに真っ白なテーブルとイス。
![旧朝香宮邸 東京都庭園美術館](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/07/P1070628.jpg)
⇩ ここはスイーツまでもアールデコです。
![旧朝香宮邸 東京都庭園美術館](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/07/P1070631.jpg)
⇩ ケーキセット。食器もステキです。
![旧朝香宮邸 東京都庭園美術館](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/07/P1070644.jpg)
⇩ Café TEIEN(カフェ テイエン)へは美術館の入場料が必要ですが、広々としたお庭も楽しめるので、ぜひ天気の良い日に。
![旧朝香宮邸 東京都庭園美術館](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/07/060.jpg)
⇩ 東京都庭園美術館のCafé TEIEN(カフェ テイエン)のメニューなど、以下の記事で詳しく紹介しています。
![](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2021/02/a3d921d9b18f0e91c10ad1d7622dfcdc.png)
東京都庭園美術館は、年に一度の建物公開がおすすめです。
アーティゾン美術館 ミュージアムカフェ
⇩ 京橋にあるアーティゾン美術館のミュージアムカフェは、美術館のチケットを持っていなくても入れます。
![アーティゾン美術館](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/01/P1040859.jpg)
⇩ 開店直後のミュージアムカフェの店内。平日の早い時間は空いています。
![アーティゾン美術館カフェ店内](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/01/P1040845.jpg)
⇩ サーモンのガレットは、北海道産とイタリア産の蕎麦粉をブレンドした生地に、卵、チーズ、ヨーグルトを重ねて焼き上げ、サーモンのマリネとディルをトッピングしてあり、とても美味しかったです。
![アーティゾン美術館カフェのサーモンのガレット](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/01/P1040854.jpg)
⇩ 過去にアーティゾン美術館のミュージアムカフェでモーニングした時の記事です。
![](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2021/02/a3d921d9b18f0e91c10ad1d7622dfcdc.png)
現在はモーニングはされていないようですが、サーモンのガレットはランチなどで提供されています。
東京国立博物館 ホテルオークラレストランゆりの木
⇩ 上野の「トーハク」こと東京国立博物館では、カフェやレストラン、それにキッチンカーなど数店舗あります。
![東京国立博物館](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/11/P1080303.jpg)
![](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2021/02/a3d921d9b18f0e91c10ad1d7622dfcdc.png)
中でもおすすめは、ホテルオークラレストランゆりの木です!
⇩ レストランゆりの木は、東洋館の奥に位置しています。
![東京国立博物館 ホテルオークラ レストラン ゆりの木](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2023/06/P1080812.jpg)
⇩ カウンター席からは、本館の建物とお庭を見ることができます。
![東京国立博物館 ホテルオークラ レストラン ゆりの木](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2023/06/P1080817.jpg)
⇩ 和洋中の数多くのメニューから、カツカレーをオーダーしました。
![東京国立博物館 ホテルオークラ レストラン ゆりの木](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2023/06/P1080818.jpg)
⇩ ホテルオークラレストランゆりの木については、この記事で詳しく紹介しています。
![](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2021/02/a3d921d9b18f0e91c10ad1d7622dfcdc.png)
ホテルオークラのメニューが、リーズナブルに、カジュアルに味わえるのでおすすめです!
国立科学博物館 上野精養軒のムーセイオン
⇩ 東京国立博物館のすぐ近くにある「科博」こと国立科学博物館。
![宝石展 国立科学博物館](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/06/P1060990.jpg)
⇩ 常設展の展示室。写真右上にロイヤルボックスのような部屋があるのが分かりますか?
![科博のレストラン ムーセイオン](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/06/P1070321-1024x683.jpg)
⇩ ここは上野精養軒が運営しているレストラン「ムーセイオン」。窓から展示が見えます。
![科博のレストラン ムーセイオン](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/06/P1070316-1024x683.jpg)
⇩ 上野精養軒の味ですが、恐竜の足型ハンバーグなど、博物館ならではのメニューあり。
![科博のレストラン ムーセイオン](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2022/06/P1070317-1024x683.jpg)
⇩ 国立科学博物館のレストラン「ムーセイオン」は、この記事で詳しく紹介しています。
![](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2021/02/a3d921d9b18f0e91c10ad1d7622dfcdc.png)
タッチパネルでオーダーする、ファミレスのような気軽な雰囲気のレストランです。
国立新美術館 ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
六本木にある国立新美術館にはいくつかカフェやレストランがありますが、なかでも3階にあるブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼは、味・雰囲気ともにピカイチです。
⇩ 特に夜の雰囲気は近未来的。
![国立新美術館 ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2023/09/R0011452.jpg)
⇩ ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ は、この円錐の上の部分にあります。
![国立新美術館 ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2023/09/CIMG5582.jpg)
⇩ ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼの入り口。ランチは大行列ですが、ディナーは落ち着いてオトナな雰囲気です。
![国立新美術館 ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2023/09/CIMG5598.jpg)
⇩ 席に案内されると、ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼのナフキンがお出迎え。
![国立新美術館 ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2023/09/CIMG5586.jpg)
⇩ この日の前菜は、テリーヌの中のピスタチオが色鮮やか。ワインが進みます。
![国立新美術館 ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2023/09/CIMG5587.jpg)
⇩ 低温調理されたチキンは柔らか、インゲンはシャキシャキで、味も食感もメリハリがあって美味しい。
![国立新美術館 ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2023/09/CIMG5590.jpg)
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼは美術館のチケットも不要で予約もできます。
基本的に美術館に来たついでに寄る人がほとんどのお店なので、カジュアルで肩ひじ張らなくても大丈夫。
近未来的でアカデミックで芸術的、しかもちゃんと美味しいので、大切な人とのお食事には本当におすすめです。
![](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2021/02/a3d921d9b18f0e91c10ad1d7622dfcdc.png)
ランチは混雑がすごいのと予約ができないので、行くならディナーをおすすめします。
⇩ 国立新美術館内のブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ以外のカフェについては、この記事で詳しく紹介しています。
番外編 パリのルーブル美術館
⇩ 東京ではありませんが、パリのルーブル美術館のカフェマルリーはザ・ヨーロッパなミュージアムカフェなので、番外編ということでご紹介します。
![ルーブル美術館内のカフェマルリー](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2021/09/paris-119.jpg)
⇩ クロックムッシュをオーダーしました。エシレバターが付いてきました。
![](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2021/09/paris-133.jpg)
⇩ 席からの眺めです。天気が良いと特等席。
![](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2021/09/paris-125-1.jpg)
⇩ 広大なルーブル美術館で休憩したくなったら、ぜひ訪ねてみてください。
![](https://have-fun.blog/wp-content/uploads/2021/03/paris-1611.jpg)
⇩ ルーブル美術館のカフェマルリーは、この記事で詳しく紹介しています。