山口県民にはおなじみの瓦そば、名店「たかせ」とスーパーで売ってる「家庭用」、両方を比べてみます。
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瓦そばとは
瓦そばとは、熱々に熱した瓦の上に、茶そばと薄切りの牛肉、金糸たまごなどの具が乗っており、温かい甘めのつゆにレモンと紅葉おろしを加えていただく、山口県の川棚温泉名物です。
茶そばは瓦の上で焼かれると抹茶の香りが一層豊かになりもっちりとして、瓦に触れ焼けた部分のパリパリ感が良い食感のアクセントになり、最後まで美味しくいただけます。
県外のお客様を案内するときには、川棚温泉の名店「たかせ」の瓦そばを昼食にして、その後角島から元乃隅神社を巡るのが定番のコースです。
瓦そばの名店「たかせ」川棚本店
たかせには川棚温泉を中心に、何店舗か展開しているのですが、県外の方を案内するときにはここ川棚本店へ向かいます。
⬇️古民家をそのまま使われていて、とても趣のあるお店です。
⬇️いつもは長蛇の列なので、玄関先には日よけと椅子が用意されています。
⬇️玄関で靴を脱いで、お庭の見える廊下を通って、お部屋へ向かいます。
おばあちゃんの家に来たような、懐かしい雰囲気です。
⬇️案内された席は、床の間と仏壇のあるお部屋でした 。
個室ではなく、このお部屋に4つくらい席が設けてありました。
ちなみに本館の建物は古いですが、トイレは洋式で新しく、とてもキレイです。
⬇️付近は昔ながらの石垣の水路があって、静けさに水音が心地よく懐かしい雰囲気。
「たかせ」川棚南本館
⬇️たかせ川棚本店がいっぱいの時や、足が悪く靴の脱ぎ履きや床から立ち上がるのが難しい方と一緒のときは、こちらの南本館へ向かいます。
ここは駐車場が広々していますし、車椅子用のスロープもあります。
⬇️店内は普通の和風レストランといった感じで、雰囲気や趣は川棚本館のほうが勝っていますが、ここ川棚南本館はイスとテーブルの席なので、足が悪くても大丈夫ですし、正座が苦手な方にもおすすめ。
「たかせ」の瓦そばとうなめし
たかせではどのお店でも、いただけるものはほぼ同じです。
⬇️これは2人前の瓦そば。
キレイに盛り付けられていますね。
私はここ「たかせ」の瓦そばが一番おいしいと思います!
大人二人だと、瓦そば2人前だけでは少し物足りないと思います。
⬇️そこで私たちはいつも瓦そば2人前と、うなめし1人前を注文します。
⬇️最初の1杯はそのまま、2杯目はネギやワサビなどの薬味を載せて、そして3杯目は薬味とお出汁を掛けてお茶漬け風に、っていうのが、食べ方の王道ですよね。
家庭で瓦そば
⬇️山口県内のスーパーマーケットでは、普通に瓦そばセットが売られています。
3人前1パックで、お値段は300円~350円くらいです。
⬇️瓦そばセットの中身です。
茶そばの蒸し麺とつゆが3人前ずつ入っています。
大人2人で、この3人前でちょうど良い量です。
⬇️調理方法も裏面に明記してあります。けっこうカンタンでしょ?
⬇️我が家にはホットプレートが無いのでフライパンで作っています。
お茶碗に温めたつゆを入れて、もみじおろしは市販のチューブ、レモンはポッカレモンを使用し、途中でつゆに2滴くらい入れて味変しています。
お取り寄せで瓦そば
最近はネット通販でも買えるようです。
⬇️いつもスーパーで買っているものもネット通販で扱っています。
⬇️名店たかせの元祖瓦そばも、お取り寄せがあるんですね。
金糸たまごを作ったり、肉を炒めたり、ネギを刻んだり、お店で食べるより面倒ですが、茶そばのパリパリを自分好みに出来るし、何といっても安上がりなのでおススメ!