東京国立博物館(トーハク)で毎年恒例のイベント「博物館に初詣で」は、その年の干支をテーマにした作品の特集や、国宝「松林図屛風」(長谷川等伯筆)をはじめ、新年の訪れを祝して吉祥作品や名品の数々が展示されています。
現在はオンラインによる事前予約(日時指定券)が導入されていますので、予定が決まったら早めに予約しておきましょう。
トーハクの「交通・料金・開館時間」のページに、総合文化展や特別展のチケット購入ページのリンクが載っています。
⇩ 「博物館に初詣で」は、建物が重要文化財に指定されている、帝冠様式がカッコ良い本館で行われています。
⇩ 半沢直樹など幾度もドラマや映画の撮影が行われた階段ホールには、「謹賀新年」の垂れ幕が。
⇩ 新春イベントの生け花展示。
⇩ 旧貴賓室である便殿も、現在特別公開中です。
トーハクのウェブサイトによると、「現在の本館が昭和13年に東京帝室博物館の本館として開館したときに貴賓室として造られ、天皇はじめ皇族方がお出でになられたときのご休憩所として使われました。帝室博物館から国立博物館となった今日では、皇族方だけではなく、国賓や公賓など国の大事なお客様の休憩室として利用されることもあります。」とのことです。
⇩ 館内は実にたくさんの展示がありますが、目玉は何と言っても国宝である長谷川等伯の松林図屏風(しょうりんずびょうぶ)でしょう。
⇩ 横山大観の松竹梅の屏風の一部
⇩ 寅年ということで、寅の展示も多いです。
⇩ 館内には他にも着物や浮世絵、焼き物や刀剣など、とにかく見どころが多いです。
⇩ そしてこの日は庭園も公開されていました。
⇩ トーハク本館の裏側にある庭園には、池の周りに5つの茶室があります。
⇩ こちらは九条館。もともとは京都御所内の九条邸にあった建物ですが、東京赤坂の九条邸に移し、当主の居室として使われていました。
昭和9年(1934)に九条家から寄贈され、現在の位置に移築されたそうです。
⇩ この日はとても寒かったので、池は少し凍っていました。
⇩ 裏側から見る本館の建物も迫力あってカッコ良いですね。
それでは最後のお楽しみ、ミュージアムショップでお買い物です。
⇩ 輪島塗で螺鈿細工のお箸を買いました。
⇩ 説明書きには、尾形光琳の八橋蒔絵螺鈿硯箱(やつはしまきえらでんすずりばこ)を参考に作成されたとあります。
⇩ これですね。今度は本物をじっくりと見てみようと思います。
⇩ たしかに、とてもよく出来ています。大事に使おうと思います。
⇩ 最近埴輪のかわいさにハマっている私は、埴輪のマウスパッドを買いました。人もかわいいけど、馬や犬もカワ(・∀・)イイ!!
⇩ 説明書きも丁寧です。
⇩ 浮世絵クリアファイル、これはA5サイズでポケットが3つあって使いやすい。
⇩ 紙を入れる場所によって、出てくる絵柄も変わってきます。
⇩ お正月にトーハクのミュージアムショップでお買い物をしたら、紙製のコースター3枚セットを頂きました。
⇩ さらに、トーハクのミュージアムショップで3000円以上お買い物をしたら、カレンダーを頂きました。
これはミュージアムショップでで2200円で販売されていたもので、買おうか悩んでいたのですが、すでにカレンダーは持っていたので買わなかったものなので、ことのほか嬉しかったです。
⇩ 中は昔の展示の様子や、現在の本館の工事の様子、またツタンカーメンやモナリザが来た時の行列の様子や、現在のトーハクの四季折々の写真など、非常に興味深い内容です。
最後の最後にお年玉を頂けて、とても良い年になりそうな予感!