
別名「オペラ座」や「ガルニエ宮」とも呼ばれているパリのオペラガルニエは、オペラ駅を出るとすぐ目の前にあります。
本来はオシャレして、夜にオペラやバレエを見に来たいところですが、そううまい具合にスケジュールは合いません。
しかし昼間には建物の見学ができますので、写真左側にある見学入口から行ってみましょう!
こちらはチケットを買ってすぐのロビー。
夜とは違い、皆さんバックパックを背負いカジュアルな服装です。

階段を上がって、上の階へ行ってみましょう。すでに豪華です。

階段ホールに出てきました。

「オペラ座の怪人」のマスカレードの舞台のモデルの場所です。
実物はミュージカルの舞台ほどは大きくないけど、豪華さは比べ物になりません。

劇場の個室のドアが並んでいます。歌舞伎の桟敷席のドアが並ぶ様子とちょっとだけ似ています。

床のモザイクが見事です。

個室の一つが見学者用に開放されていました。

シャガールの天井画がステキです。

劇場を見た後は、幕間の社交の場「ホワイエ」へ行ってみましょう。
豪華なグランホワイエ。照明の灯る夜には、おしゃれした人たちでもっと華やぐんでしょうね。

ところでこのグランホワイエ、この豪華な感じは、どこかと似ていると思いませんか?
そう、ルーブル美術館の「ナポレオン三世の居室」とよく似ています。
ここオペラガルニエの施工主は、ナポレオン三世なのです。
グランホワイエからは、外が眺められるロッジア(開廊)に出ることが出来ます。良い眺めですね!

拡大してみました。ここからしか見ることの出来ない景色です。

ロッジアはこんなに開放的です。

室内に戻り、グラシエの廊下の先には、

グラシエのサロンがあります。

他にも併設されている博物館には衣装が展示してあったり、見どころがたくさんあります。
コロナがあけたら実際に足を延ばして、楽しんでくださいね。

今度は夜にオシャレして来よう!